メタバース展示会リリース
株式会社アブロードシステムズ(東京都千代田区)代表 大坂教訓は3D VRで作られたメタバース展示会をリリースした。メタバース展示会とは3Dで作られた仮想空間上にデジタルの展示会を作成し自宅などからアクセスができる。その場に居ながらにイベントに参加できる。
特徴は来場者の自動集客機能やイベント終了後のメールマーケティング機能を備えている。また「展示会アカデミー」という出展企業向けのマーケティング教材も提供される。
従来の展示会はイベントスペースのみの貸し出しのみで展示内容については企業任せが多い。展示会は単純に出展しただけでは収益は上がらない。展示会前の出展企業の集客活動や展示会終了後のマーケティング活動が重要になる。展示会は終了後に始まるというのが同社の考え。メタバース展示会はここに注目した。
展示会を起点として集めた名刺情報をもとに1年間の営業活動を行っているケースがある。しかし、展示会に出展して名刺情報を集め計画的に営業活動を行うには、何度かの展示会出展でノウハウ構築がかかせない。日本国内ではアジア圏の諸外国に比べ大規模な展示会場の数がすくなく出展コストも高い。
事業規模が小さい中小企業では、すぐに効果が得られず1度の出展で終わってしまう場合も多い。
一方来場者の不満も見受けられる。来場者の不満は自分の必要な時期に開催されていないという事。
希望の展示会を逃してしまうと次回の展示会まで長く待たされる。
メターバース展示会では、展示会主催社のタイミングで展示会を開催するのではなく、出展企業のタイミングで展示会を開催できるのではないか?という発想で作られている。
このため、出展企業の新製品リリースに合わせて企業側のタイミングで自由に出展したり、毎月開催なども運用も可能になっている。